私達 勉強してます。
掲載日:2009.10.15
私達、ミネサキ中医薬研究会メンバー。
毎月中医学(中国の漢方)を学んでます。
講師は 中国の医師 韓小露先生(中国首都医科大学中医学部医学修士)中医学理論、弁証論治 難しいけど何とか頑張って学んでます。
韓先生は、にこやか講義してます。
今月のテーマは「咳嗽」。秋かぜ、咳コンコン、咳ゼーゼー対策として。
体質別、症状別で弁証論治して、適切な漢方薬を選ぶ勉強です。
「風寒」の咳は
痰が薄い白。鼻水、頭痛、 寒気発熱「平喘顆粒」
「風熱」の咳は
痰が黄色っぽい、喉痛い、咳が激咳、悪風発熱、口渇…「麻杏止咳錠」
「風燥」の咳は
空咳、喉痒燥痛、痰少ない、舌紅い、唇鼻乾燥、頭痛、少し寒気…「潤肺糖漿」
「痰湿蘊肺」の咳は
痰多い、痰が粘ってる 痰多い、胸むかむか…「星火温胆湯」
「肝火犯肺」の咳は
咳込み続く、咳の時顔赤い、痰が絡んで吐き出しにくい、痰粘る・・「涼血清営顆粒」
「肺陰虚」の咳は
空咳、痰少ない粘り時々痰の中に血が混じる事あり。しゃがれ声・・・・「潤肺糖漿」
慢性の咳、喘息の人は
症状を抑えるのではなく、体質改善が重要です。
体質改善の漢方薬 として 免疫力の弱い人には「衛益顆粒」
乾燥しやすい、ほてりやすい人、には「麦味参顆粒」 「八仙丸」
日ごろから体質改善の漢方薬で肺の免疫力をつけておきましょう。