ハンカチの王子様
掲載日:2006.08.22
夏の甲子園、早実初優勝おめでとうございます。
駒大苫小牧も輝かしい準優勝でその戦いぶりは本当に立派でした。
野球音痴の私さえ今年の高校野球の盛り上がりにはだんだん興奮してましたが、クライマックスの決勝戦は野球の純粋な面白さを始めて感じ本当に感動しました。
ボールとバットの勝負ではなく 心と心の決闘であること。チーム全員の気持ちの一体感、集中力、肉体的疲労と精神的疲労をどう乗り越えるかなどいろんな事を学びました。
また、野球音痴の私の目に興味を示したのは選手達のファッションスタイル。ユニフォームのかっこ良さ、帽子のかぶり方などプロ顔負けの洗練度になってます。
そして男子制服の黒紺色が「男気」であるならば、野球ユニフォームの白さは「無心に戦う男の色気」を感じさせます。
今回の選手スタイルで話題はなんと言っても 早実の斉藤選手のブルーのハンカチ。
そのしぐさから ハンカチの王子様との事。私はしぐさよりも、ハンカチのあのブルー「色」に漢方的意味を感じました。
ハンカチの色
早実の斉藤選手の汗を拭いていたあのブルーのハンカチ。色に勝利の意味があったのでは。
漢方には五行学説といって中医学の基礎となる考えがあります。
万物を五行(木・火・土・金・水)理論に分類するのですが、医学的には人体を五臓(肝・心・脾・肺・腎)に分類。
五行理論によって五臓には五色(青・赤・黄・白・黒)が関連しているのです。
斉藤君のハンカチの色は青系。五臓の中では「肝」と関連してます。つまり「肝」の高ぶり、緊張、イライラを起こす臓器「肝」をやわらげる色だったのです。
汗を「青」のハンカチでふくことで肝の興奮を抑え冷静さを取り戻していたのでしょう。
五臓と5色の関係は
ちなみに五臓と5色の関係は 肝は青、心は赤、脾(胃)は黄色、肺は白、腎は黒。
例えば 心臓の弱いタイプには赤い色の食べものが好いと言われます。トマト、スイカ、イチゴ、人参 小豆など血液をさらさらする効果があるので心臓の血流に役だちます。
シルクハンカチ
ハンカチといえば今私がやってる美容法は「シルクハンカチ」で顔を磨くこと。
洗顔後「シルクハンカチ」を水にぬらして顔をマッサージ。下から上に、中心から外へ ほんの2〜3分やるだけで 顔つるつるなった感じ。これは中医師の劉先生から教わった中医学的美容法です。
不妊症の勉強に「南京中医薬大学病院」へ研修に行ったとき、同行の劉先生のお肌があまりにもつるつるで美しく「その美肌の秘訣は?」と思わず聞いてしまいました。
その時教えていただいたのがこのシルクハンカチマッサージ方法です。私も「ゆで卵肌」をイメージして毎晩シルクハンカチで磨いてます。
このシルクハンカチは 南京のデパードで買ってきたものです。
今年もまた不妊症の勉強に南京中医薬大学へ行った際 沢山買ってきて シルクマッサージ法を広めたいと思ってます。