「赤い顔」から「クール・ビューティー」へ
掲載日:2009.09.26
初夏の日差しが気になり出しました。日焼けによる「シミ・ソバカス」のはもちろん怖いけど、その前に、日焼けで顔が真っ赤になりなかなかその赤味が取れないのも辛いことです。気温が高くなる今の時期は顔が赤く、火照りやすくなります。二キビや吹き出物も赤みが強くなったり、化膿しやすくなります。そういう状態を中医学では「熱毒」って言うんです。
アトピー性皮膚炎の方、敏感肌の方も夏の日差しにはご注意です。ちょっと日に当たっただけでも「お顔が真っ赤」になりますし、毛細血管が拡張したまま火照りが続きます。とにかく「顔が赤い」状況は辛いです。早く赤みを取りたいと願うばかりです。
そういう時のために役立つ東洋ハーブのお茶があるんです。「熱感」とか「ほてり」とかとにかく「熱い」を冷ますハーブティーなんです
蒲公英(タンポポ)、野菊花、金銀花、紫花地丁(スミレ)龍葵の5つのお花でできていて{五涼華」と言います。植物のお花のところは「人間の顔」の部分にあたります。だからこの5つの「花」でできた五涼華は特に「顔」の部分に良いのだそうです。
中国の夏も蒸し暑いです。二キビ、口内炎、のどの痛みなど熱性のトラブルが多いようです。そういう時には食養生として「五涼華」に似た「涼茶」という清涼ドリンクを飲んでいるそうです。夏は有名ドリンクよりも「涼茶」の方が断然人気だそうですよ。身体の中に熱がこもるから熱性トラブルが起こるというということを皆知っていて、この「涼茶」を飲むことで身体を守っているのですね。
私たちも、これからの暑い季節には、「熱」を冷ます「五涼華」のお茶を積極的に利用していつもお顔を涼しく爽やかに「クール・ビュティー」を目指したいものです。
私お勧めの大好きな東洋ハーブの一つです。