冠元顆粒のふるさと成都へ!(後編)
掲載日:2011.04.04
■3月1日(火)
冠元顆粒発売20周年記念のシンポジウムは、ホテル敷地内の会場で行われた。
午前中は川大華西薬業の生産部長毛氏による、
冠元顆粒製造の工程や管理についての説明。
次は、四川大学華西病院の李教授より、冠元顆粒の臨床応用について講義。
お昼時間、ホテルの裏路地を散歩。
道も建物も石造りで、ここだけ異空間に感じる。
徳仁同薬局や、モダンな中国茶ショップも。
午後の「冠元顆粒誕生秘話」では、
冠心二号方を開発された李連達氏をはじめ、
冠元顆粒開発の中心的存在である猪越恭也先生、片桐平智先生、瀬井康雄氏の顔ぶれ。
歴史に残る対談となった。
対談後、双寶株式会社の高崎快彦氏が紹介され、壇上へ。
静かな口調で語られる当時の熱い思い出に、心打たれた。
夕食を兼ねた懇親会。工場の方々も交えての豪華ディナー。
小栗先生の中国語を交えた挨拶で、一気に友好ムードが高まる。
食事中、同テーブルの女性同士でおしゃべり。
女性社員の李さんは、
「私は工場内で働くので、衛生上、化粧ができないんです。」
と残念そうにつぶやくが、すっぴんの色白美肌は羨ましい限り。
成都は曇りが多いため日光を浴びる機会が少なく、おかげで女性の肌は色白。
成都は美人が多いことで有名というのも納得。
年齢は?と聞くと40代とのこと。耳を疑った。
現地スタッフの方々による踊りや歌が披露される中、
日本側は荒木先生と木下先生を中心に結成された福岡の山笠を披露。
懇親会は盛大な拍手で幕を閉じた。