オリモノ(帯下)と妊娠との深い関係!!
掲載日:2011.04.13
オリモノ(帯下)は頸管粘液のことです。
「妊娠」と大きく関係しています。
オリモノが妊娠のカギを握っている、
と言っても過言ではありません。
オリモノは生理周期に合わせて変化しますので、
ホルモン状態や卵胞発育を知る重要な手がかりになるし、
何より排卵日を予測してタイミングをとる有力な情報源なんです。
ホルモン状態や卵胞発育を知る重要な手がかりになるし、
何より排卵日を予測してタイミングをとる有力な情報源なんです。
★オリモノの生理周期との変化
生理後2〜3日(卵胞期初期)は
オリモノは無しか、あっても極わずかで、さらっとしてます。
次の3〜4日間ではは少量のオリモノが出てきます。
乳白色でやや薄黄色で粘りは少しあります。
排卵期に近づくと、オリモノは卵の白身のような無色透明で
トロッとして粘りがある状態に変わってきます。
指で伸ばすと10〓ぐらい伸びる(牽糸性)で弾力あるオリモノがみられます。
トロッとして粘りがある状態に変わってきます。
指で伸ばすと10〓ぐらい伸びる(牽糸性)で弾力あるオリモノがみられます。
これが「もうすぐ排卵ですよ」のサインです。
排卵期オリモノは3〜5日間続きます。
この牽糸性(けんしせい)オリモノが精子を受け入れやすくし、
精子はオリモノに乗って卵子を目指して卵管采へと進むのです。
精子はオリモノに乗って卵子を目指して卵管采へと進むのです。
オリモノは普段は膣内を雑菌から守るため酸性です。
しかし排卵期の時は精子(アルカリ性)を受け入れて、
しかし排卵期の時は精子(アルカリ性)を受け入れて、
このネバネバオリモノに乗せて卵管へと運ばなければならないので
アルカリ性にと変化しているんですって。
不思議ですよね。神秘的ですね。
不思議ですよね。神秘的ですね。
★牽糸性(けんしせい)オリモノが卵胞の情報を教えます
牽糸性オリモノは卵胞ホルモン分泌が高まって生じるのです。
牽糸性オリモノの量が少ないということは
卵胞の発育に問題ありかもしれません。
完熟した卵胞ができにくい可能性があります。
と言うことは妊娠しにくいことがあります。
排卵が終わって高温期(黄体期)になると
白濁のオリモノとなりは少なくなり、見えなくなります。
生理前となると再びオリモノガ増えてきて生理となります。
★いつもと違うオリモノ
オリモノが粘っこくなくて水っぽいのがいつもたくさん出るときには、
体が冷えている可能性があります。
色や量が急に変わったり、臭いに異常があったり、
チーズカスのようなオリモノがあるときにはきちんと診察を受けましょう。
オリモノは、卵胞の発育や良い卵胞ができているかを知るバローメーターですし、
排卵を予想しタイミングをとる目安にもなります。
妊娠を望むならしっかりと把握しておくべきでしょう。